2010年7月29日木曜日

蓮と睡蓮の違いは?

蓮(ハス)と睡蓮(スイレン)の違いは???


どちらも水生多年草ですが睡蓮はスイレン目スイレン科、蓮はスイレン目ハス科です。レンコンが採れるのが蓮です。



蓮:《「はちす」の音変化》スイレン科の水生の多年草。根茎は節が多く、晩秋に末端部が肥厚し、蓮根(レンコン)といい、食用。葉は円形で長い柄をもち水上に出る。夏、水上に花茎を伸ばし、紅・淡紅・白色などの大きな花を開く。花のあと、花托(カタク)が肥大して逆円錐状になり、ハチの巣のような穴の中に種子ができ、食用。インドの原産で、古く中国から渡来し、池・沼などに栽培される。


睡蓮:スイレン科スイレン属の水生植物の総称。池・沼に生え、円形または卵形の基部に切れ込みのある葉を水面に浮かべる。夏、白・黄・赤色などのハスに似た花を水面上に開き、朝夕開閉する。温帯産のものから熱帯産のものまで、品種は多い。

2010年7月21日水曜日

片岡山 正重寺

正重寺の庭園の一隅にはオハツキイチョウがあり、葉の先にギンナンの実が出来る。これはジュラ紀〜白亜紀(1億1千年前)の植物で樹齢100年、日本でも十数本しか見られないという稀こう品種です。又、宮城県北が北限といわれる孟宗筍林や猿猴(えんこう)杉の珍種、きささげ、花ざくろ等も鬱蒼と生い茂っています。

片岡山 正重寺
岩手県奥州市江刺区岩谷堂

2010年7月14日水曜日

巨邦山 大隣寺

福島県二本松市にある大隣寺は、二本松藩丹羽公の菩提寺として建てられました。戊辰戦争では奥羽越列藩同盟に加盟した事で新政府軍に降伏、大隣寺は藩主の謹慎所となり、明治維新後は二本松藩庁の仮事務所や藩校となっています。境内には歴代藩主の霊廟や二本松少年隊の墓碑が建ち並び貴重な史跡となっています。
本堂正面に位置する枝垂れ桜は、樹齢約180年以上と思われ、また数種類のあじさい、その他沢山の花や木を一年を通じ楽しむことが出来ます。

巨邦山 大隣寺
福島県二本松市

2010年7月8日木曜日

金屋山 永泉寺

永泉寺の境内右手に、永泉寺(ようせんじ)が移転されたときの記念樹と伝えられる推定樹齢400年のオオモミジが植えられています。弘前名木百選に指定され、この木を詠んだ増田手古奈の句碑「子等のとき登りしという花楓」が目に入ります。また静かに目を閉じ、耳を凝らすと、今では幻の音となった「水琴窟(すいきんくつ)」の音も聞こえてきます。

金屋山 永泉寺
青森県弘前市西茂森

2010年7月7日水曜日

松樹山 龍雲寺

西に金鶏城、北に室根山、古杉と公孫樹(イチョウ)に抱かれる龍雲寺の境内には大公孫樹(目通径2.36m樹高28m・樹齢およそ400年)と巨杉(2.77m・28m・樹齢およそ400年)の室根天然記念樹があります。巨木には神が漂う風格があります。

松樹山 龍雲寺
岩手県一関市室根町

2010年7月6日火曜日

瑞雲山 高松寺

高松寺の始まりについては色々説があるそうですが、伝説では、平重盛が建立した「重盛山小松寺」が前進だとされています。
本堂脇のカヤの木は、平重盛が寺建立の際に植裁したと伝えられています。推定樹齢約800年の雌の木で、高さ約20メートル、太さ約3.2メートル。カヤの北限は東北地方南部とされており、青森県内で大木にまで育った例は珍しいそうです。昭和41年(1967)に県の天然記念物に指定されました。

瑞雲山 高松寺
青森県八戸市南郷区